原大使ご挨拶
令和5年12月18日
この度、ジブチ共和国駐箚特命全権大使を拝命しました原圭一です。
12月18日、ジブチ共和国大統領イスマイル・オマール・ゲレ閣下に信任状を捧呈し、大使としての活動を本格的に開始いたしました。
私は、平成4年に外務省に入省以来、在外ではセネガル、フランス、アフガニスタン、中国の大使館でそれぞれ勤務し、外務本省では主にアフリカ、東南アジア、ヨーロッパとの関係、国際協力、地球規模課題に携わってまいりました。これまで培ってきた知見、経験、ノウハウなどを総動員して、ジブチ共和国駐箚大使として、日本とジブチ共和国とのすでに良好な友好親善関係をさらに一段高めることができるよう、最善を尽くしたいと考えております。
ジブチ共和国は、ヨーロッパとアジアを結ぶ主要な交易路に面する戦略的要衝に位置する重要な国です。日本とジブチ共和国が1978年8月に外交関係を樹立してから45年が経過しました。その間、政府開発援助(ODA)による経済社会開発、人材育成、自衛隊部隊による海賊対処、災害救援などを通じて、ジブチ共和国においては政府及び多くの国民から日本は信頼できるパートナーとして受け止めていただいていますが、日本においてはジブチ共和国への理解、関心はまだ深める余地が大きいと感じております。ジブチ共和国において日本の理解者をさらに増やすとともに日本においてジブチ共和国の理解者を増やすこと、両国間の友好親善関係を一層増進させること、政治、経済、文化、人的交流などあらゆる分野で具体的な協力を深めることが大使として重要な任務であると考えております。また中東アフリカ地域において不安定な情勢が生じた際には、邦人の皆様の退避、保護の拠点としてジブチが役割を果たすことが期待される事例も増えておりますので、周辺地域の情勢について緊張感を持ってフォローすることも重要だと考えております。
在ジブチ共和国日本大使館が以上述べたような重要な任務を遂行するに当たっては、現地において自衛隊、JICA関係者ほか在留邦人の皆様、友好国との連携が不可欠でございます。また国内関係者の皆様からの温かいご支援、ご協力も不可欠でございます。日本の国益のため、日本とジブチ共和国との二国間のみならず、地域と世界の平和と安定、繁栄のために最大限努力して参ります。
皆様からのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
12月18日、ジブチ共和国大統領イスマイル・オマール・ゲレ閣下に信任状を捧呈し、大使としての活動を本格的に開始いたしました。
私は、平成4年に外務省に入省以来、在外ではセネガル、フランス、アフガニスタン、中国の大使館でそれぞれ勤務し、外務本省では主にアフリカ、東南アジア、ヨーロッパとの関係、国際協力、地球規模課題に携わってまいりました。これまで培ってきた知見、経験、ノウハウなどを総動員して、ジブチ共和国駐箚大使として、日本とジブチ共和国とのすでに良好な友好親善関係をさらに一段高めることができるよう、最善を尽くしたいと考えております。
ジブチ共和国は、ヨーロッパとアジアを結ぶ主要な交易路に面する戦略的要衝に位置する重要な国です。日本とジブチ共和国が1978年8月に外交関係を樹立してから45年が経過しました。その間、政府開発援助(ODA)による経済社会開発、人材育成、自衛隊部隊による海賊対処、災害救援などを通じて、ジブチ共和国においては政府及び多くの国民から日本は信頼できるパートナーとして受け止めていただいていますが、日本においてはジブチ共和国への理解、関心はまだ深める余地が大きいと感じております。ジブチ共和国において日本の理解者をさらに増やすとともに日本においてジブチ共和国の理解者を増やすこと、両国間の友好親善関係を一層増進させること、政治、経済、文化、人的交流などあらゆる分野で具体的な協力を深めることが大使として重要な任務であると考えております。また中東アフリカ地域において不安定な情勢が生じた際には、邦人の皆様の退避、保護の拠点としてジブチが役割を果たすことが期待される事例も増えておりますので、周辺地域の情勢について緊張感を持ってフォローすることも重要だと考えております。
在ジブチ共和国日本大使館が以上述べたような重要な任務を遂行するに当たっては、現地において自衛隊、JICA関係者ほか在留邦人の皆様、友好国との連携が不可欠でございます。また国内関係者の皆様からの温かいご支援、ご協力も不可欠でございます。日本の国益のため、日本とジブチ共和国との二国間のみならず、地域と世界の平和と安定、繁栄のために最大限努力して参ります。
皆様からのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年12月18日
ジブチ共和国駐箚特命全権大使 原圭一
ジブチ共和国駐箚特命全権大使 原圭一