ご挨拶

令和2年11月11日
この度、ジブチ共和国駐箚特命全権大使を拝命した大塚海夫です。
 
10月27日に任国に到着し、日本大使館独自の自主隔離期間を終え、昨日、11月9日、ジブチ共和国大統領イスマイル・オマール・ゲレ閣下に信任状を捧呈し、名実ともに大使としての活動を開始いたしました。
わたくしは、防衛大学校に入校以来、40年間、海上自衛官として我が国の防衛と、世界の平和のために勤務して参りましたが、この度、外交という新たな道で、再び日本に奉仕する機会を頂きましたことをこの上ない光栄と感じております。
 
大使の任務とは、日本の皆様には任国の、また、任国の皆様には日本の素晴らしさを、それぞれ知っていただき、関心を持っていただくこと、そして、両国間の友好関係を増進させるとともに、政治、経済、文化、学術のあらゆる分野で、両国間にプラスの相乗効果を生み出すことであると確信しております。これから、各種メディアを使って、日本・ジブチ両国の方々に、それぞれの良さを知っていただく努力を積み重ねて参ります。
 
大使館の運営に当たっては、「和ン・チーム」を合言葉に勤務して参りたいと思っております。大使館内は言うに及ばず、自衛隊を含む在ジブチの邦人コミュニティ、日本とジブチ政府、在ジブチにおける友好国、それぞれがワン・チームとして「和」の精神をもって活動していきたいという趣旨です。
 
在ジブチ日本大使館は、皆様からのご支援、ご指導を得ながら、一丸となって、日本の国益のため、日本とジブチとのコモン・インタレストのため、そして、地域と世界の平和と安定のために努力して参ります。
 
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
令和二年 十一月十日