大河内大使からのご挨拶
令和7年11月19日
この度、ジブチ共和国駐箚特命全権大使を拝命いたしました大河内昭博です。
11月17日にイスマイル・オマール・ゲレ大統領閣下に信任状を捧呈し、大使としての活動を正式に開始いたしました。
日本とジブチ共和国は、1978年の外交関係樹立以来、政治、経済、開発協力、安全保障といった幅広い分野で協力を積み重ね、確かな相互信頼関係を築いてきました。私は、こうした友好関係をさらに発展させるとともに、両国がインド太平洋地域の安定と繁栄に貢献できるよう、力を尽くしてまいります。
ジブチは海上交通の要衝に位置し、国際社会にとって重要な役割を担っています。日本にとっても、このようなジブチと、人的交流や開発協力、安全保障分野での協力を深化することがますます重要となっています。私は、ジブチの皆様の日本への理解をより一層広げるとともに、日本でのジブチ理解の促進にも努め、双方の架け橋として活動したいと考えております。
さらに、今後の地域情勢が見通せない中で、この地域における在留邦人の皆様の安全確保は大使館として最も重い責務です。
以上のような課題に向けて、自衛隊、JICA、在留邦人の皆様、そして関係国、国際機関の皆様と緊密に連携しつつ、日本とジブチ、そして地域の平和と発展のため、全力で職務に邁進いたします。
皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
ジブチ共和国駐箚特命全権大使
大河内昭博