2015年9月8日
着任から一ヶ月が経って。
 8月8日に着任して,一ヶ月が経とうとしています。医学的には,身体がジブチの気候に慣れるためには,少なくとも3週間かかるようです。身体の外に出る汗や塩分の量が調整されるそうですが,対応できているか未だ自信はありません。
 着任後,早速,自衛隊の拠点を訪問させていただき,皆さんが海賊対処に活躍されている様子を拝見いたしました。護衛艦「あきづき」も訪問いたしました。気候も厳しく外出もコントロールしている中で,皆さんが士気を高く保って職務に励んでいるのを間近にして頭が下がる思いでした。
 ジブチとの関係では,経済協力の関係者の方とも会い始めております。東京農業大学による,ダメルジョグ郊外の農園調査に同行させて頂きました。ジブチは,年間平均降水量が約130mmで土漠の国という話を聞いておりました。思ったよりは緑もあり,農業活動が行われていることを知りました。それでも,食糧自給率は3%ですので,多くを輸入に頼っています。
 これから,さらにジブチを知ることを楽しみにしながら仕事を続けていくつもりです。